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「こんな時どうする?」短期(3ヵ月以内)海外留学
血友病の方のための留学準備

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短期(3ヵ月以内)海外留学 血友病の方のための留学準備

2019.05.28

STEP2 必要書類を準備する

留学までにはさまざまな書類の準備が必要になります。留学したい国や学校、プログラムを決めた後、必要な書類は時間的な余裕をもって揃えておきましょう。

留学先の学校への出願に際しては、短期留学であれば入学願書(入学申請書)と出願料だけでよい場合が多いのですが、学校によっては健康診断書の提出を求められることもあります。求められたときは主治医に相談し、健康診断書を作成してもらいましょう。

また、併せてパスポートも申請して取得しておきます。パスポートには有効期間が5年用と10年用の2種類がありますが、申請日時点で20歳未満の方は5年用のみ申請可能です。

なお、すでにパスポートを持っている方も必ず有効期限を確認しましょう。国によっては有効期限が6ヵ月以上残っていることを入国の条件とするところもあります。そのため有効期限が半年より短い方は、新しくパスポートを作り直す必要があります。早めの確認、申請を心がけましょう。

ビザ(各国大使館や領事館が外国人に与える入国許可証)は、1~3ヵ月程度の短期留学であれば不要なケースがほとんどですが、留学する国や期間によっては必要なところもあるようです。各国大使館のホームページで確認しておきましょう。

チェックリスト
  • 留学先の学校に提出する書類を用意する
  • (必要であれば)健康診断書を用意する
  • パスポートを申請する
  • (必要であれば)ビザを申請する
  • 海外旅行傷害保険(海外留学保険)に加入する
パスポート
お役立ち情報 3

【 パスポート申請方法 】

保険の加入について

短期の留学では、海外滞在中も日本の国民健康保険や社会保険に継続して加入しているため、海外渡航中に病気やケガで治療を受けた場合には、帰国後に「海外療養費」として保険者に申請することで払い戻しを受けることができます。
治療を受けた場合には、必ず医療機関で治療内容の証明書(診療内容明細書)と診療に要した医療費の明細書(領収明細書)を受け取りましょう。
海外療養費として申請できるものは、日本国内で保険適用になっている医療行為のみで、また支給される金額は実際に海外で支払った医療費ではなく、日本国内で同様の病気やケガをして治療を受けた場合の治療費を基準にして決められます。また、日本国内で受診したときと同じように自己負担分(3割)は負担しなければなりません。

留学中の医療費は、いったんは全額自己負担する必要があり、また国や医療機関により日本と請求金額が大きく異なることがありますので、海外旅行損害保険(海外留学保険)に加入することが推奨されます。海外留学保険は、留学中に病気やケガなどで治療を受けたり、盗難や火災にあったりした際などにかかる費用を補償するものです。留学する国や学校によっては海外留学保険に加入していることを示す「海外留学保険加入証明書」の事前提出が必要な場合もあります。

保険加入時の注意点

一般的に既往症(持病)がある方や、治療中の方は海外留学保険への加入が制限されます。しかし、さまざまな保険会社がさまざまな保険プランを設けており、持病があっても持病の種類や治療状況などによっては海外留学保険に加入できるケースもあります。“留学生保険”“持病”などの検索ワードで検索してみてください。なお、持病がある場合はインターネット経由では加入できず、保険代理店に出向いて窓口で持病を申告して手続きを行うことが多いようです。また、申請しても審査に時間がかかったり、加入不可とされたりすることもありますので、必ず時間の余裕をもって申請しましょう。また、持病があることを隠して海外留学保険に加入した場合、保険金が受け取れないことがありますので、ご注意ください。

保険会社のサービス

海外留学保険を提供している保険会社のサービスに、「キャッシュレス治療」があります。これは保険会社が提携している医療機関ならば、その場で費用を自己負担する必要がなく、手元に現金がなくても治療が受けられるサービスです。保険会社の資料やウェブサイトで提携している医療機関の所在地を調べておきましょう。また、歯科治療への補償については、特約サービスを提供している保険会社もあるのですが、海外で血友病の方の歯科治療が行える医療機関は限られていることから、日本にいる間に済ませておきましょう。

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