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Question4 定期的な関節チェックでは、どのような検査を行いますか?
定期的な関節チェックでは、どのような検査を行いますか?
定期的な関節チェックでは、関節の動きを確認したり、画像検査によって関節の状態を確認します。この関節チェックは、ある時点における単発の検査ではなく、関節がどのくらいの期間をかけて変化していったのか、その経過を追えることが重要です。
出血予防管理を行っていて関節内出血の自覚がない方でも、血友病性関節症が進行していることもあります。関節の状態を正しく把握するためにも、定期的な画像検査による関節チェックを行いましょう。
画像検査による関節チェック
X線検査(レントゲン)
骨の変化や、関節症の有無、関節の状態を確認できます。
最も普及している画像検査の1つであり、すぐに検査結果を確認することができます。
超音波検査(関節エコー)
関節内部の液体(血液)を確認できることから、出血症状や滑膜炎の状態を診断する際に使用されます。
X線検査ほどは普及しておらず、超音波検査ができる施設は限られています。
MRI検査
出血症状や滑膜炎の状態のほか、関節症についても確認できます。
X線検査ほどは普及しておらず、MRI検査を行う際には、事前に医師と相談して予約する必要があります。