Question5
血友病患者さんのリハビリではどのようなことを行いますか?

2023.12.08

監修

医療法人財団はまゆう会 新王子病院 リハビリセンター長 牧野 健一郎 先生

血友病患者さんのリハビリではどのようなことを行いますか?

血友病患者さんのリハビリでは、ストレッチのほか、関節可動域の拡大、筋力強化、日常生活動作の練習など、一般的な骨関節疾患と同じように関節や筋肉の柔軟性を高め、筋力のバランスを整えるリハビリが中心となります。
整形外科医等や理学療法士が、患者さんの関節の状態や、これまでの運動習慣を確認して、患者さん一人ひとりにあったリハビリの内容を決定します。また、関節を保護するサポーターや、靴の中敷きなどの装具を使うと歩行の安定性が増すこともあるので、ぜひご相談ください。

リハビリの種類

説明イラスト:「関節を動かす運動」・関節を自分で動かす方法や、他人の力や重りなどを利用して行う方法がある「日常生活動作の練習」・体の使い方をチェックして、関節への負担が少ない動きを身につける「装具」・サポーター、靴の中敷きなど
説明イラスト:「バランストレーニング」・手を広げて足を床から少しだけ上げ、片足立ちをする「筋トレ」・関節を動かさない筋トレ(関節の負担が少ない)・関節を動かす筋トレ(ゴムバンドなどを使用することもある)
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