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20歳までの方が利用できる助成制度&福祉サービス

2020.01.22

監修

荻窪病院 ソーシャルワーカー 谷内 智男 先生

こんなとき利用できる! さまざまな助成制度&福祉サービス

血友病の方は、医療費助成のほかにも日常生活において必要な装具や設備などに対し、助成制度や福祉サービスの対象となる場合があります。

血友病には関係しない疾患の治療費が高額になってしまった

子どもの医療費助成制度

お住まいの自治体によって制度の呼称や助成を受けられる年齢、自己負担額、所得制限の有無などは異なりますが、この制度を利用することで医療費の自己負担額が軽減されます。
問い合わせ先:お住まいの市区町村

医療保険の高額療養費制度

高額療養費制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。自己負担限度額は所得によって異なります。
事前に「所得区分」が認定された「限度額適用認定証」を発行してもらうことで、医療機関の窓口での支払いが自己負担限度額までとなり、払い戻しのための申請が不要となることもあります。
問い合わせ先:ご加入の医療保険の窓口

在宅家庭輸注を開始するのに不安がある

訪問看護サービス

看護師が自宅を訪問し、点滴・注射などの医療処置を行うことができる制度です。
問い合わせ先:受診している医療機関、お近くの訪問看護ステーション、地域包括支援センター など

身体障害者手帳の福祉サービス(地域生活支援事業による日常生活用具給付等事業)

身体障害者手帳で日常生活用具として給付されるケースがあります。
問い合わせ先:お住まいの市区町村

子どもが頭蓋内出血を起こして重度の障害が残り、在宅介護をすることに。ヘルパーを派遣してほしい

身体障害者手帳のサービス(自立支援給付)を利用

身体障害者手帳を取得している際に、他の手帳*がある場合にはそれらも考慮のうえ、申請により自立支援給付のうち介護給付としてヘルパー派遣のサービスを利用できます。
問い合わせ先:お住まいの市区町村
*他の手帳:療育手帳や精神障害者保健福祉手帳

自宅にてすりやスロープを設置したい/使いやすい便器に交換したい

小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付事業を利用

小児慢性特定疾病医療受給者証を持っている20歳未満の患者さんにはこの制度が適用され、用具が給付される可能性があります(所得制限あり)。
https://www.shouman.jp/assist/utensil (外部サイトに移動します)

身体障害者手帳のサービス(地域生活支援事業による日常生活用具給付等事業)を利用

身体障害者手帳を取得していると、手すりやスロープ、洋式便器への取り換え、ドアから引き戸への交換、滑り防止などを目的とした床材の変更など、自宅での生活動作などを円滑にするための住宅改修に対する給付を利用することもあります。
問い合わせ先:お住まいの市区町村

関節の保護を目的とした装具を使用したい

医療保険で治療用装具として作成

治療用装具として作成する場合は、いったん装具業者に代金を支払う必要がありますが、医療保険から7割が払い戻されます。
問い合わせ先:ご加入の医療保険の窓口

身体障害者手帳のサービス(自立支援)で補装具として作成

職業、その他日常生活の能率の向上を図ることを目的とした補装具を購入(修理)する場合、その費用のうち原則9割が支給されます(所得制限あり)。利用には事前申請が必要です。
問い合わせ先:お住まいの市区町村

歩行補助つえ、または車いすが必要に

身体障害者手帳のサービス(自立支援)で補装具として作成・購入

職業、その他日常生活の能率の向上を図ることを目的とした補装具を購入(修理)する場合、その費用のうち原則9割が支給されます(所得制限あり)。
問い合わせ先:お住まいの市区町村

小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付事業を利用

車いすが給付の対象となる種目の一つとなっている自治体もあります
https://www.shouman.jp/assist/utensil (外部サイトに移動します)

2022年2月18日現在の情報です

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障害年金・障害基礎年金
障害年金は、病気やけがによる障害で日常生活や仕事が困難になった場合の経済保障です。
血友病のような先天性の疾患の方は20歳前に初診日があるケースでは、要件を満たせば国民年金から支給される障害基礎年金の受給対象になることがあります。ただし、給付には所得制限が設けられていますから所得制限に該当しないことを確認し、申請を行ってください。
詳細はお住まいの市区町村の国民年金課にお問い合わせください。
身体障害者手帳
視覚、聴覚または平衡機能、音声機能・言語機能またはそしゃく機能、肢体不自由、心臓・腎臓又は呼吸器の機能、膀胱又は直腸の機能、小腸の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能、肝臓の機能に一定以上で永続する障害のある人を対象に交付されます。
障害の程度により1級から6級の等級が定められています。受けられる福祉サービスの内容は障害の部位や等級により異なります。
詳細は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
身体障害者手帳のサービス
身体障害者手帳により受けられるサービスには主に次のようなものがあります。
・自立支援医療(育成医療):18歳未満の方が対象
・自立支援医療(更生医療):18歳以上の方が対象
・重度障害者医療:身体障害者手帳1・2級の方が対象
・駐車禁止除外指定者標章の交付:歩行困難な方が対象
・補装具の交付・修理:すべての方が対象
・日常生活用具の給付・貸与:在宅で生活している方が対象
このほか、税の減免や公共交通機関・タクシーの割引・減免などを受けることができます。
それぞれのサービスにおいて事前の申請や手続き、内容が異なります。
詳細はお住まいの市区町村にお問い合わせください。