どんな歯ブラシを使ったらよいですか?
歯ブラシ選びは重要です。選ぶ基準を以下にまとめました。
1.毛の硬さは?
2.柄は曲がっているほうがよい?
3.毛の性状は?
4.歯ブラシの交換時期は?
歯ブラシ以外の道具も使った方がよいですか?
より丁寧にみがくための補助的な道具には下記のものがあります。
患者さんの歯の状態に応じて使ってみるとよいでしょう。
歯間ブラシ
ブラシを前後に動かして歯垢を取り除きます。
歯と歯の間隔に合ったブラシを選びましょう。
フロス表面にワックスがコーティングされたものや、ホルダー付きフロスが使いやすいです。
デンタルフロス
タフトブラシ
ここがポイント
虫歯になりやすい場所は?
①歯と歯の間 ②歯と歯ぐきの境目 ③奥歯のかみ合わせの溝
の3つは虫歯になりやすい場所です。歯ブラシの毛先が届きにくかったり、ついみがくのを忘れてしまったりしますが、意識してみがくようにしましょう。
どのように歯をみがいたらよいでしょうか?
ブラッシングのポイントを以下にまとめました。
毎日の歯みがきで実践するようにしましょう。
ポイント1:歯と歯の間を小刻みに動かしてみがきます。
歯と歯の間にものが挟まる場合は、フロスを併用すると効果的です。
ポイント2:毛先を歯と歯ぐきの間にきちんと当ててみがきます。
ポイント3:軽い力でみがきます。
痛みが歯みがき嫌いの原因になったり、
強い力で歯ぐきが傷つき出血の原因になったりすることがあるので、
軽い力でみがきます。
ここがポイント
仕上げみがきとは?
お子さんが自分で歯をみがいたあとは、保護者の方がチェックし、
仕上げの歯みがきをしてあげるようにしましょう。
仕上げみがきは、寝かせみがきが基本です。保護者が腰を下ろして座り、
太ももの間に子どもの頭を入れて安定させるのがポイントです。