第Ⅷ因子補充療法とは

2024.07.18

監修

聖マリアンナ医科大学 小児科学 講師 山下 敦己 先生

血友病A患者さんに不足している第Ⅷ因子を注射で投与する治療法です。出血を予防するため、出血の有無にかかわらず定期的に注射する定期補充療法は、血友病性関節症の発症を抑える効果があるとして、重症患者さんに対して一般的に行われています(一部の中等症や軽症患者さんにも行われることがあります)。
一方、出血が生じた際にのみ第Ⅷ因子を投与する治療法を出血時補充療法(オンデマンド療法)と言います。
TOPへ戻る