注射とは

2024.07.18

監修

聖マリアンナ医科大学 小児科学 講師 山下 敦己 先生

注射とは、検査や治療のため、針を使ってからだに薬物を注入する方法で、皮内注射、皮下注射、静脈注射、筋肉注射などの種類があります。
血友病の治療には、凝固因子製剤の静脈注射や、抗体医薬の皮下注射が使用されています。
血友病患者さんの中には予防接種で出血が心配な方もいるかもしれませんが、日本のワクチンは基本的には皮下注射で、出血が問題になることはありません。新型コロナワクチンなどの筋肉注射は筋肉内出血のリスクがあるため、血友病の重症度に応じて接種前の凝固因子製剤の投与が必要ですが、接種は可能です。主治医にご相談下さい。
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