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後天性血友病は治りますか?再発することはありますか?
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免疫抑制療法を続けていく中でインヒビターがつくられなくなり、インヒビターがからだの中から消失すれば一旦治療を終えることができます(寛解とよびます)。
海外の報告では、70 ~ 80% の方が寛解すると報告されています。
また、日本の報告では、発症からインヒビターが消失するまでの期間の中央値※は2.0ヵ月で、インヒビターが消失した方のうち81% の方が半年以内に消失したと報告されています。
ただ、残念ながら、一部の方では、治療が終了したあとにインヒビターが再びつくり出されてしまうことがあります。
海外の報告では、再発する確率は約20%で、免疫抑制療法を中止してから再発するまでの期間の中央値は7.5ヵ月だったと報告されています。そのため、治療が終了してから少なくとも数年間は、病院に通って経過観察を受ける必要があります。
病気の進み具合や再発しているかどうかは、症状だけではわかりません。病院で検査を受け、主治医の判断を仰ぎましょう。決して自己判断はしないようにすることが重要です。
※ 中央値とは、データの数値を小さい順に並べた時に真ん中にくる値を指します。