遺伝子組換え血液凝固因子製剤とは

2024.07.18

監修

自治医科大学医学部生化学講座病態生化学部門 教授 大森 司 先生

遺伝子組み換え血液凝固因子とは、ヒト凝固因子遺伝子を組み込んだ細胞を培養し、その上澄みに血液凝固因子を産生させ、これを精製した製剤です。こうして作成された遺伝子組換え血液凝固因子は、血液由来の血液凝固因子と構造がほとんど同じで、体内に投与されると同じように働きます。
血友病の治療には、遺伝子組換え型第Ⅷ因子製剤、遺伝子組換え第Ⅸ因子製剤、遺伝子組換え型活性型第Ⅶ因子製剤などが使用されています。
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