血漿とは

2024.07.18

監修

奈良県立医科大学 小児科学教室 准教授 荻原 建一先生

血漿とは、血液の血球成分(赤血球、白血球、血小板など)以外の成分で、血液の約55%を占めています。血漿の91%は水分で、残りの約9%がアルブミンなどのタンパク質です。この他に少量の無機塩類、糖質、脂質、酵素などを含み、 体の各部位に栄養を運び、老廃物を運び出すはたらきをしています。タンパク質である免疫グロブリンや血液凝固因子も血漿に含まれます。
TOPへ戻る